上下の歯が適切な場所に位置し、正しく噛み合うことは、顎の位置やそれを支える筋肉のバランスを整える役割も果たしています。噛み合わせが悪くなると、歯へ余計な負担がかかり歯の寿命が短くなります。また、顎の位置がずれたり、筋肉に余計な力が加わることで顎関節症を引き起こします。歯が正しい位置で安定して噛めるように、歯を長持ちさせるために、噛み合わせが悪い方は改善するようにしましょう。
当院では、日本顎咬合学会 顎咬合認定医が咬み合わせの検査や治療を行います。 歯科治療は、ほぼ全てが噛み合わせと密接に関係しています。単に見た目を良くするだけではなく、「歯にかかる力を分散させて負荷を減らす」「強く噛む方は強く噛む癖をなくす」「マウスガードで歯の磨り減りを防ぐ」といった治療やアドバイスを行っていますので、噛み合わせについて少しでも気になることがある方は、まずはお気軽にご相談ください。
上下の歯が正しく噛み合わさっていない状態のことを、「不正咬合(ふせいこうごう)」と言います。これは単に見た目上の歯並びが悪いだけでなく、歯に負担がかかることで早く歯を失ってしまう要因となることがあります。
安定して噛むことができるように、そして歯を長持ちさせるために、噛み合わせが悪い方は改善するようにしましょう。
むし歯や歯周病などで歯が抜けてしまった際、そのままの状態で放置すると、対合歯(向い合っている歯)が伸びてきて、やがて歯並び全体が崩れてしまいます。 歯周病によって歯の位置がずれてしまうことで、噛み合わせが悪くなることもあります。 食いしばりや歯ぎしりによって歯が磨り減ることで、噛み合わせが悪くなることもあります。
抜歯後の放置
むし歯や歯周病などで歯が抜けてしまい、そのまま放置すると、対合歯(向い合っている歯)が伸びてきて、やがて歯並び全体が崩れてしまいます。 また、歯周病によって歯の位置がずれてしまうことで、噛み合わせが悪くなることもあります。
義歯が合っていない
義歯の形や大きさが合わず、口の中で入れ歯が動くことが原因で、正しい位置で噛むことができず、残った歯の噛み合わせが悪くなってしまう。
食いしばりや歯ぎしり
歯が磨り減ることで、噛み合わせが悪くなることもあります。
詰め物や被せ物の高さが合っていない
お口の中は敏感なので、噛み合わせが少し変わっただけでも違和感を感じます。治療中には違和感を感じなくても食事をしたり、日常生活に戻ると治療部位が気になってくることもありますので、その場合はご連絡ください。
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