高齢期を迎えても、噛む力を維持しましょう。

よく噛んで食べる習慣は、肥満を防ぎ、成人期のメタボリックの予防にもつながります。また、高齢期に食の楽しみを失わないためにも、噛む力を維持することが必要です。

「何でも噛んで食べることができる」人の割合は、年代を問わず、自分の歯が20本以上残っている人で目立って高くなっています。

 20本に満たない人も、義歯の装着などにより咀嚼機能が改善することがわかっているので、しっかりケアすることが大切です。

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食品による窒素事故を防ぎましょう。

高齢者人口の増加に伴い、食品による窒息で死亡する事故は年間4000例を超え、増加傾向にありますが、有効な対策がとられていないのが現実です。

日常の主食である ごはんやパンなどが窒息の原因となる事も多く、窒息事故の低下から起きている事がわかっています。

高齢期には、のどの筋肉の衰えや唾液の変化などにより、嚥下機能も低下してきますので、市町村が開く口の機能向上のトレーニング教室などへの積極的な参加がすすめられます。

 

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